九州の真ん中らへん旅【2日目】
おはようございます、2日目です。
この日は朝イチでナミゲンゴロウを見に行くはずだったのですが、いざ池に行ってみると見事に干上がっとるわ雨降ってくるわで、不貞腐れながら大観峰へ車を走らせました。
朝早かったのもあり、観光客はほぼゼロ。
このあとは車を停めて、展望台で良い景色を満喫しました。これで空が青だったらなぁ…。
この日は天気が非常に不安定で、雨が降ったり止んだりを1日繰り返していました。それでも色んな場所を回らねばという使命感がしっかりあったので次の目的地へGO。
向かった先は産山村の湧水地。ここは、我が職場の淡水展示エリアのモデルとなった場所で、以前視察に連れてきていただいたことがあったのですが、あまりゆっくりできなかったので「いつか1人で訪問してアホほどのんびりするんや」とずっと思っていました(でもアホほどのんびりできる天気やなかった)。
1箇所目、池山水源。
2箇所目、山吹水源。
緑って良いなと改めて思いました。どちらの水源も水の中まで苔がびっしりで、大袈裟とかではなく本当にため息が出るほどの美しさでした。
池の真ん中あたりに石の祠のようなものがあって、なんだか神聖な雰囲気…。水の神様が祀ってあるのかな?
薄暗い感じがとても良く似合う場所なので、ここは曇り空で正解だった気がします。途中ポツポツ雨が降りましたが、雨粒が池に落ちてできる波紋も趣深くて良かったです。
湧水地を回ったあとは『産山 水魚園』でお昼ごはん!ヤマメとニジマス料理のお店です。
メニューは上の「定食」のみ。これで1,500円です。どのお料理もとにかく美味しいのですが、私が1番好きなのはヤマメと山菜の揚げ物です。サックサクでたまらん美味しさです^ ^
ごはんに関しては語りだすと止まらなくなるので詳しく聞きたい方はコメント下さい(笑)
お腹も満たされたところで午後の部スタート。久しぶりの長者原へ!久しぶりにタデ原湿原の木道をお散歩するんや〜とワクワクで移動したわけですが、ここに来て今日一の大雨。さすがに参って車で不貞寝しました。あーよく寝たと起き上がると有難いことに雨は上がっていたのでいざお散歩!
ちょうど野焼きのあとで辺り一面真っ暗でした。
ただボーッと景色や生えている木を見ながら歩くだけですが、そういうのが大好きなので大満足です。欲を言えば、青空であってほしかったのと、虫がうごうごしていたらなぁと、まあそんな感じ。夏になったら今度は空の青と湿原の緑を拝みにまた足を運びたいです。
あっという間に夕方になり、バタバタと食材を買って大好きなくぬぎ湯へ!♨️
ここの温泉は、利用者なら誰でも無料で使える蒸し釜があって、お風呂に入っている間に蒸し料理が作れちゃうという超優良温泉なのです。
ということで今回は手羽元・じゃがいも・スナップエンドウをチョイス!
エンドウ豆はそこまで長々と蒸気を当てる必要がないので、お肉とお芋を蒸し釜にセット。
いい具合に蒸されるのだよ!私は風呂に入ってくるのでね!
くぬぎ湯は家族風呂オンリーなのであったかい温泉を独占できますし、明るい時間帯だと露天風呂からは涌蓋山がドーンと見えます。夜は夜で、虫がコロコロ鳴いているのを聴きながらボケーッとできて良いでしかありません。語彙力皆無。
あ〜温もった…と蒸し釜へ戻り、スナップエンドウをぶち込んで約10分。
完成〜!!
なんと温泉のおじちゃんが卵をサービスして下さいました♪お肉は簡単に骨から身が外れるぐらいホロホロで、エンドウ豆はちょっと甘くて美味でした。じゃがいもは、いつまでも熱い。
そんなこんなで最高な夜を過ごしました!
温泉もビールも最高!
あとは寝るだけ!おやすみなさい💤
九州の真ん中らへん旅【1日目】
運転も慣れてきたし、車中泊もできると分かったし、そろそろジムニーに乗って旅行に行こうと突然思い立ち、目的地も決めずにとりあえず取った3連休。
どこに行こうか迷いに迷った結果、選ばれたのは熊本と大分でした。今回は一人旅ということで細かいスケジュールは全く組まずに挑みました。自由が1番だし、そもそも計画立てるのが面倒だった(ド正直)
というわけで始まりました、1日目!
まずは一気に南下して福岡県某所にてタナゴ釣り。初めて行くポイントだったので何がいるのか、そもそもタナゴがいるのかも分からないまま水路を覗くとカネヒラっぽい色のタナゴが泳いでいるのが見えたので、速攻で竿を準備して釣り開始。
今日の黄身練りはいい感じの出来だ〜と針に付けて水路に流すもタナゴたちは見事にスルー。
なんで食ってくれんのやと思いつつ、めげずに何度も何度もキャストを繰り返しました(ってやってたら突然職場の先輩が出現するという謎イベント発生、本気でビビった)。
釣り始めてから20分ちょい、ようやく釣れたのはヤリタナゴでした。カネヒラと思ってたやつ全部ヤリだったのです、おやおや。
釣れたのはオスでしたが、思ったほど色が上がっておらずとりあえず写真は撮らずバケツに入れました。この辺りからタナゴたちが餌に反応し始め、立て続けに釣れたのは真っ赤なヤリタナゴ!!
こんなの初めて見た!って言うぐらい体側が赤くてお腹は黒い。これは写真撮らないかんと白バットにポテッ。だったのですが、私がモタモタしている数秒の間にガンガン色が落ちて体側の赤がほぼ消えてしまいました。
これでも充分綺麗なのですが、釣りたてほやほやはもっと凄かった…あれをいつかバシッと写真に収めたいものです。
このあと興奮とパニックで竿を水路に落として、わざわざ胴長履いて回収しに行きました。なんしよん…。
このポイントでまだ続けたい気持ちもありましたが、この日は熊本でモンジを狙うというのがメインだったため、正午過ぎに切り上げて移動開始。
熊本に入ってからGoogle mapで目星を付けていたポイントを片っ端から攻めていくわけですが、結論から言うと全滅でした。
最初に行ったポイント。モンジが生息するには水が綺麗すぎる気がするし、なんなんだこのオオフサモの量は。
田植え前ということもあって、そもそも水路に水がない箇所もいくつかあり、途中何度も「諦めたら楽になれるよ」と自分に言い聞かせつつもやはり諦められず、地図上で見つけたポイントと走りながら気になったポイントを10箇所ちょい回り尽くした後に真顔で夕陽を眺めました。
「つら………。」
まあまあ、あと2日楽しいことしようやということで、次は阿蘇に向けて車を走らせました。
20時過ぎにようやく目的地に到着し、晩ごはんにと買っておいたお弁当のヒライの「ちくわサラダ」をめちゃめちゃ味わって食べました。すごく美味しい、全力でオススメします。
この日は、拠点のすぐ近くにあった温泉に浸かっておしまい。
モンジもカゼトゲも釣れなかったね。悲しいね。
必ずリベンジに来るんだと思いながら眠りにつき、知らんうちに首を寝違えて数日間非常に痛い思いをする羽目になります。ちなみに、この時の痛みはまだ続いています、いい加減にしてほしいです。
2021年タナゴ釣り開幕戦
九州へバイク遠征に来ているkyo君と共に佐賀へ行ってきました!目的はタナゴ釣り。
集合は朝7時。朝が苦手なので起きられるか心配だったけど睡眠欲より楽しみが大勝利してパキッと目覚めました。遠足前の小学生か。
それだけ早く出発したものの、最初のポイントに到着したのは10時過ぎ…平日でも都会は混むものである(あと私がポンコツすぎて何回か道間違えた)。1箇所目は以前ガサでカゼトゲを採ったことのあるポイント。先日お迎えしたHuercoさんのNB120のデビュー戦ってことで、1発目にカゼトゲを釣って綺麗な水色を拝むという妄想で頭がいっぱいでした。
ひとまず、どんなもんかと川を覗き見。スィ〜っと目の前を横切った臀鰭が白っぽいタナゴの影…あれ何だったんだろうね。魚影はかなりある!タナゴもおる!これは期待できるんじゃないの…⁉︎
パパッと準備して早速釣り開始。釣りをするのは初めてのポイントということで、とりあえずウロウロしながら釣り糸を垂らすも、魚たちは餌をスルー。
こんな釣れないタナゴ釣りある?と思いながらようやく釣れたのはヤリタナゴの雌‼︎
繁殖期前ということで、お腹が丸々していました。この後ヤリの雄と小さなアブラボテ、カワムツにモロコも釣れたのですが…ここでの狙いはカゼトゲなの!笑
昼過ぎまでゆるゆるっと釣りは続きましたが、他にも回りたいポイントがあるのでカゼトゲに会えないままここでの釣行は終了。また来るからね!
お昼は大好きなうどん屋さんでごぼ天うどんをいただきました。半屋外の席から山と川を見ながらごはんをいただけるの、最高すぎません?
景色は良いし、天気も良いし、うどんは美味しいし、満足以外の何者でもないです。大優勝。
お腹も満たされたところで2箇所目のポイントへ。
ここはデカくて良いボテが釣れる場所。釣り開始からすぐにkyo君が良いサイズ且つ良い〜色のボテを釣り上げて早くもテンションは最高潮。ヤリボテ連発しつつ写真も撮りつつ、とことん楽しみました^ ^
それにしても2人とも独り言が止まらん止まらん、興奮気味というのもあり独り言とは思えないボリュームで喋り続けていました(笑)
せっかく良いタナゴたちが釣れるので白バットでの撮影も練習。
どの角度から光を当てるかで全然体色が違って見えて、あーだこーだ言いながらひたすらシャッターを切りまくりました。奥が深い、白バット撮影。
(kyo君のお写真が大好きなので、写真撮ってるところ見ることができて嬉しかったです!さすが、こだわりが凄いと思いながらつい手を止めて眺めてしまいました…。)
白バットも良いと思いつつ、やっぱり手乗せ写真が私は1番好き。
うん、良いネ!
サイズ良し、色良し、鰭の形も良し!そしてちょこっとゴマ入り。同じアブラボテでも臀鰭と背鰭の色の入り方や体色、鰭の形が少しずつ違って釣れるたびに観察するのが楽しいです。
夕方になり、まだまだここで遊びたい気持ちを抑えつつ、最後のポイントへ移動!最愛のカネヒラを釣るぞ〜!
よっしゃ行くぞと釣り糸を垂らして釣れるのはヤリ・ヤリ・ヤリ!かなりサイズが大きく、サッと釣り上げるのではなくちょっとだけ引きを楽しむのもまた良い。大半が雌でしたがたまに来る緑を纏った雄に惚れ惚れしつつ、違う違う‼︎ここで会いたいのはカネヒラなんだ‼︎笑
数打ちゃ当たる戦法でひたすら餌を付けてはキャストを繰り返し、ようやく釣れたカネヒラの雌!鰭ピーン‼︎な状態で上がってくるのが堪らないです。それだからこそ、鰭がピンク色の雄を釣りたい…。
ヤリに比べて合わせが難しいのかなかなか釣れないカネヒラ、でもついに!
秋ほど色は出ていませんが、それでも美しいものは美しい。釣れると変な声が出てしまいますね。あと数匹雄が釣れたのですが、水路の際に連れて行って一眼で手乗せ写真を撮ろうとモタモタしていたら全部逃げられました(笑)手際の悪さにもはや笑けてきます…。
日が暮れはじめ、寒くなってきた頃、本当ならこの辺でおしまいにできるはずだったのに、私の愛が重すぎるのかカネヒラの雄がピタッと釣れなくなりました。なのにkyo君はカネヒラを連発。彼がそれを嬉しそうにしているのに若干腹を立てながら半泣きで釣り続行。雌はぼちぼち釣れるのに雄が来ない…日が落ちて暗くなる…もうダメやん…と思いつつもやっぱり諦めきれずにキャストし続けた結果、最後の最後にこの日1番でかい雄カネヒラがヒット!
あ〜良かった良かった…と釣りはおしまいにしてパパッと撮影会。
竿とカネヒラたち。はぁ〜、良い‼︎
もう少し愛でていたい気持ちもありましたが、なんせ寒すぎるということでバタバタ片付けをして車に戻りました。いや、本当に寒かった…。
朝から晩までタナゴ釣りを楽しんだ1日。1人で行く釣りも良いけど、誰かと一緒に行くのもやっぱり楽しいな〜と再認識できました。
最後にkyo君!一緒に遊んでくれて本当にありがとう!またカゼトゲリベンジに行きたいし、今度は私が琵琶湖へ遊びに行きます^ ^
長くなっちゃった。おしまい!
湿地帯巡り
昨日は後輩男子2名と湿地帯を巡りました。
駅へ2人を迎えに行き、車を走らせること1時間、
最初のポイントでまずは腹ごしらえ。
大好きなからあげクンと相棒をパチリ。
昨日は2月とは思えない暖かさで、
外でごはんを食べるには最高のお天気でした。
ごはんを胃袋に収めたらいざ網を持ってガサガサ。
大きなミズムシの仲間がたくさん採れました。
デカいというだけでオオミズムシだと思い込んでしまいましたが、撮った写真と図鑑を見比べて前胸背という部分の帯を数えた結果、ホッケミズムシな気がしてきました(自信なし)。
手の上でバタバタしていて可愛い。
別のポイントへ移動し、そこで見つけたのはカスミサンショウウオの卵塊。初めて見たので感動しました。しかし残念ながら成体を自分の手で見つけることはできませんでした(後輩が見つけていましたが、自分で見つけたい派なので写真には収めず)。
ここからもいくつかのポイントを回ったのですが、
夕方過ぎから下半身に力が入りにくくなってきました。それでもまだ冒険は続きました…。
さらに移動し、そこで出会ったのはコバンムシ!
レア種且つ初採集ということでかなり嬉しいはずなのに疲労が溜まり喜びを発散させることができず…(泣)
とは言え、嬉しいものは嬉しい、刺されることを覚悟して手に乗せて記念撮影。
黄緑っぽい体に黒くて大きな眼。サイズ感もかわいい。たまりませんね。
採集できて、手乗せ写真も撮れて満足です。
この辺で日が暮れ、暗くなり始めましたが後輩2名の元気は底無しなのかまだ湿地帯巡りは続きました。ところが私には元気はほとんど残っておらず、残りのエネルギーは運転のために温存しておこうと、同行人を横目に池のほとりに寝転び星を眺めていました。月が明るくて、見上げた先にオリオン座がありました。
基本的には1人でフィールドへ出て暗くなる前には帰路に着く私にとって、色々書くには面倒なほど驚きと刺激のある1日でした。
『男子はパワフルだ。』
もはや生き物に出会ったことよりもその印象が強く残ったようにも思えます。
楽しかったです。そして疲れました。
おしまい。
はじめました。
でんボです。こんばんは。
密かにずっとやりたいやりたいと思っていたブログなるものををついに始めてしまいました。
大丈夫かな。
このブログの個人的ルールとしては
𓆟飼育員要素を含めないこと(=完全プライベート)
𓆟月1回は更新すること
𓆟できればダジャレを潜ませること
𓆟あとで読み返して「あ〜楽しかったよね‼︎」と思える文章にすること
𓆟写真にとことんこだわること
𓆟マイナス発言をしないこと
このぐらいを考えています。
Twitterと違って文字数に制限がないのはとても良いなあと思いますが、だらだらながなが書かないよう、分かりやすい且つ簡潔な文章を目指します。
𓆝𓆟𓆜𓆞𓆝𓆟𓆜𓆞𓆝𓆟𓆜𓆞𓆝𓆟𓆜𓆞
2021年1月、人生で初めて車を買いました。
ずっとずっと憧れていたジムニーです。
この子をお迎えした時、『一緒に色んな場所に行って、一緒にたくさん思い出を作るんだ!川に行かなきゃ、山にも行かなきゃ、そうだあそこの水族館にも…』と凄くワクワクしたのを覚えています。ほんの一月前のことなんで覚えてて当たり前なんですけど。
そんなジムニー氏と私で作る思い出を細々と残していきたい、そう思って開設したのがコレです。
気負いせずゆるゆるっと気まぐれに更新していけたらと思います(2021年2月13日時点)
作文は苦手だけど、頑張ろうね。
おしまい。